ニュースの概要
freee株式会社が提供する「freee人事労務」において、2025年分の年末調整よりAI活用による新機能「AI年末調整アシスト」の提供を開始。チェック機能とアウトソース機能の2段階で導入され、業務負荷軽減とコスト削減を実現します。
✅ リリース企業名:フリー株式会社
ニュース内容
フリー株式会社(本社:東京都品川区、CEO:佐々木大輔)は、同社が展開する「freee人事労務」にて、2025年分の年末調整から「AI年末調整アシスト」の提供を開始します。
本機能は、「AI年末調整チェック機能」と「AI年末調整アウトソース」の2つで構成され、業務の自動化と効率化を支援するものです。
AI年末調整チェック機能(2025年秋頃提供予定)
- 従業員が提出する生命保険料控除書類などをAI OCRが自動で読み取り、情報を自動入力。
- 入力ミスや不備がある場合には事前にアラート表示。
- 扶養家族、住宅ローン控除、本人・家族の所得情報も対象。
- 人事労務担当者に対しても、AIによる確認箇所の提案でチェック業務を効率化。
AI年末調整アウトソース(2025年5月14日より先行申し込み受付開始)
- 従業員への案内、情報回収、内容確認までをアウトソース可能。
- 従業員1人あたり500円という低価格を実現(従来サービスの約1/5)。
- 中小企業やスモールビジネスでも導入しやすい価格設定。
👉 先行申し込みフォームはこちら:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd47GXZuFucBA2337OQZ99Wngg1F4QhgfSf-bE1qT_6a8_lLw/viewform
出典
🔗 PR TIMES – freee人事労務、2025年分より「AI年末調整アシスト」の提供を開始
🔗 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001797.000006428.html
AIVISOR編集部より
freeeによる「AI年末調整アシスト」は、SaaS型人事労務ソリューションの領域で一歩先を行く取り組みです。AI OCRやエラーチェック機能により、年末調整における入力ミスや手戻りを削減し、人事部門の工数削減と正確性向上に貢献します。
特に注目すべきは、500円/人という破格で提供されるAIアウトソース機能。これまで価格の壁があった中小企業にも導入ハードルが下がり、属人化しがちな年末調整業務の抜本的な見直しが可能になります。
労務DXの文脈では、freeeのように“現場の悩み”に即したAI活用が、今後さらに求められるでしょう。AIがサポート役となることで、人事労務担当者はより戦略的な業務にシフトできる。そうした未来の働き方に向けた大きな第一歩と言えます。