ニュースの概要
・AI検索(ChatGPTなど)を使う20代402名を対象に調査を実施し、AI検索の有効性・信頼度・不満点と補完行動を可視化。
・有効回答の体感は約7割、一方で無効回答も3割発生。信頼度は満点が8%にとどまり、理由は「誤情報」「回答が薄い」「情報が古い」が上位。
・不満時の次アクションはGoogle検索が最多で、企業・サービスの公式サイトを重視する傾向。
✅ リリース企業名:アウトオブザボックス株式会社
ニュース内容
アウトオブザボックス株式会社は、インターネット記念日に合わせて、AI検索(ChatGPTなど)を使っている20代の男女402名を対象に「AI検索に関する調査」を実施した。
サマリーでは、AI検索10回中の有効回答イメージは合計4,020回のうち2,834回で、1,186回は無効回答という結果。AI検索で有効回答が得られなかった場合、304人(75.6%)がGoogle検索へ切り替えていた。
AI検索とリアルのギャップについては、ギャップが大きいと感じる人が24.8%。信頼度は満点(10点)が8.0%で、92.0%が完全には信頼していない。信頼できない理由は「嘘・間違った情報」(102人)、「回答内容が薄い」(83人)、「情報が古い」(66人)が上位に挙がった。
不満時の補完行動は、Google検索を経由して「企業の公式ホームページ」(211人)、「サービス・商品のホームページ」(189人)、「口コミ・レビュー」(154人)を確認する流れが多く、SNSより公式情報を重視している。満足度向上のポイントは「詳しい情報が掲載されていた」(32.6%)が最多で、「客観的データ」(19.7%)、「参考になる口コミ」(17.7%)が続いた。
調査は2025年11月4日~11月9日にインターネットで実施。有効回答は402人(男性29.6%、女性70.4%)。
出典
🔗 PR TIMES – 11月21日はインターネット記念日!Z世代に聞いた「AI検索が満足できない理由は?」【AI検索に関する調査】
🔗 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000027435.html
4. AIVISOR編集部より
Z世代でも、不満時は検索エンジン→公式サイトで根拠確認という“原点回帰”の行動が顕著です。AI検索を活かすには、企業側の一次情報の充実(詳細・更新頻度・客観データ)がカギ。FAQや製品ページに出典・更新日・比較表を付し、AIが参照しやすい構造化コンテンツ(スキーマ、要約ブロック)を整えると、AI経由・検索経由の双方で信頼獲得につながります。

