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宝印刷とErudAiteが業務提携──英文開示義務化に対応し、AIによる情報開示の革新を加速

目次

ニュースの概要

AI翻訳技術を手がける株式会社ErudAiteと、ディスクロージャー分野の大手・宝印刷株式会社が業務提携を発表。英文開示義務化に対応した新しい情報開示支援の実現に向け、共同でソリューションを開発・提供していく。

リリース企業名:株式会社ErudAite


ニュース内容

超高精度の多言語翻訳AIエージェントを開発・販売する株式会社ErudAiteは、情報開示支援に長年の実績を持つ宝印刷株式会社と業務提携を締結した。背景には、2025年4月1日から義務化された「英語での開示書類提出」に対応すべく、情報開示業務の正確性と迅速性の向上が求められていることがある。

ErudAiteは、WordやPowerPoint対応の高速ファイル翻訳機能(α版)、翻訳スタイルの柔軟設定、高精度の品質評価指標「CATER」などを備えた文脈理解型AI翻訳エンジンを提供。一方、宝印刷はディスクロージャーおよびIR分野における支援で70年超の実績を持つリーディングカンパニー。

両社は今後、AIを活用した新たな情報開示支援ソリューションを共同で開発・提供し、翻訳精度・作業負荷・開示スピード・セキュリティの観点で従来手法の課題を解決。日本企業の情報開示実務における革新を図る。


出典

🔗 PR TIMES – 宝印刷株式会社との業務提携に関するお知らせ
🔗 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000148683.html


AIVISOR編集部より

金融・IR業界における「英語での情報開示」の義務化は、多くの企業にとって負担増となる懸念事項です。その中で、ErudAiteのような“人並み”の翻訳精度を持つAIソリューションと、宝印刷のような実務経験に長けたパートナーが手を組むことは非常に意義深いといえるでしょう。

とりわけ、翻訳だけでなくファイル形式・作業効率・セキュリティまで包括した取り組みは、今後の「開示業務のスマート化」を象徴する動きとなるかもしれません。

ErudAiteの技術と宝印刷の信頼が交差することで、企業のIR実務におけるDX/AX(AIトランスフォーメーション)の一翼を担うことが期待されます。今後の展開に注目したいニュースです。

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