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業界初!AI自動受付と店舗内オンライン服薬指導のハイブリッド運用を実現

目次

📌 ニュースの概要

・総合メディカルが展開する「そうごう薬局」において、AI自動受付と店舗内オンライン服薬指導を組み合わせた「薬急便 遠隔接客AIアシスタント」の試験導入を開始しました。
・AIが来店患者を音声で案内し受付を自動化、遠隔地の薬剤師が店舗内の患者にオンラインで服薬指導を行う仕組みを導入しました。
・渋谷神泉店での実績(6/23〜7/30)は、受付回数2,000回超・AI受付利用率95.7%・平均所要時間59.3秒と、高い利用率と運用性が確認されました(※1、※3、※4)。
・本取り組みは「AI自動受付×店舗内オンライン服薬指導」の同時導入として業界初の事例です(※2)。

リリース企業名:株式会社MG-DX

📌 ニュース内容

株式会社サイバーエージェントの連結子会社である株式会社MG-DXは、総合メディカル株式会社が運営するそうごう薬局グループにおいて、薬局特化型の接客AIエージェント「薬急便 遠隔接客AIアシスタント」の試験導入(※1)を開始したと発表しました。本取り組みは、AI自動受付と遠隔薬剤師応援による店舗内オンライン服薬指導を同時に導入する業界初(※2)の事例です。
「薬急便 遠隔接客AIアシスタント」は、来店患者をAIエージェントが音声で案内し受付を自動化、遠隔地の薬剤師が店舗内患者にオンラインで服薬指導を提供する機能を備えます。残置薬対応プランでは受付情報をもとに対応履歴を蓄積・管理し、再来時のスムーズな応対や一貫したコミュニケーションを実現します。薬急便モバイルオーダー連携やAI-OCR活用により、受付から情報管理までの自動化・効率化も図ります。
背景には、薬剤師の地域偏在や人件費高騰など調剤薬局業界の構造的課題があります。総合メディカルは「次世代型薬局モデルの構築」を重点テーマに、AIでオペレーションを効率化し、薬剤師が対人業務により注力できる体制を目指しています。本取り組みでは、処方せん持参・事前受付の双方に対しAI自動受付で店頭新規受付を自動化し、遠隔支援機能で店舗内オンライン服薬指導を実施することで、業務効率化と専門性発揮の両立を検証します。
渋谷神泉店でのAI自動受付の実績(6月23日〜7月30日)は、受付回数2,000回以上、AI受付利用率95.7%(※3)、受付完了までの平均所要時間59.3秒(※4)でした。MG-DXは、現場の声や運用データに基づく機能強化と、パートナー連携による拡張を進め、薬局業務の省力化とサービス品質の向上に寄与していくとしています。事業責任者のコメントでは、受付業務の効率化とオンライン服薬指導のネットワーク化により、業界課題の解決と「次世代型薬局モデル」実現への貢献を目指す姿勢が示されています。
(※1:そうごう薬局 渋谷神泉店にて導入/※2:2025年9月時点 自社調べ・主要20社対象/※3:総受付数に対するAI受付利用率/※4:AI受付開始〜完了の平均所要時間)

📌 出典

🔗 PR TIMES – 業界初!AI自動受付と店舗内オンライン服薬指導のハイブリッド運用を実現、そうごう薬局にて「薬急便 遠隔接客AIアシスタント」を試験導入開始 〜受付の自動化×遠隔薬剤師応援で、薬局業務オペレーションの効率化を目指す〜
🔗 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000093498.html

📌 AIVISOR編集部より

薬局現場では、人手不足と業務の属人化が慢性化しやすい一方で、対人業務の質向上が求められています。本件はAIによる受付の省力化遠隔薬剤師による服薬指導を連携させ、来店から指導までの動線を再設計している点が実務的です。とくに、受付情報の一元管理やモバイルオーダー/AI-OCR連携は、待ち時間短縮と品質均一化に寄与しやすいと考えます。今後は、遠隔指導のネットワーク運用ルール、個人情報保護と監査証跡、ピーク時の負荷制御、店舗間でのKPI比較などが定着の鍵になりそうです。大規模チェーンでの検証結果が、地域薬局にも横展開できる運用設計として示されることに期待します。

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