ニュースの概要
・SNSやレビュー投稿から、AIでCEPs(カテゴリーエントリーポイント)を自動抽出・分析する技術を特許出願しました。
・同技術はデータプラットフォーム「Kaname.ax」の中核として活用し、消費者インサイト分析を高速化・高度化します。
・VOC(消費者の声)の効率的な収集・分析により、マーケティング戦略立案や商品開発を支援します。
✅ リリース企業名:アライドアーキテクツ株式会社
ニュース内容
アライドアーキテクツ株式会社は、SNS投稿やレビュー、アンケートなどからAIでCEPsを自動抽出・判定する「情報分析装置、情報分析方法、およびコンピュータプログラム」に関して特許を出願しました。CEPsとは、消費者が商品・サービス・ブランドを想起するきっかけや利用シーンを示す指標で、マーケティング分野で重要性が高まっています。従来は膨大な投稿から有効なインサイトを得ることが困難でしたが、本技術によりVOCを高速かつ高精度に分析できるようになります。同社は2025年5月に提供開始したデータプラットフォーム「Kaname.ax」に本技術を実装し、Who×What×HowのフレームワークやCEPs視点でのデータ出力を行い、企業のマーケティングAXを支援していく方針です。
出典
🔗 PR TIMES – アライドアーキテクツ、SNS投稿などから消費者インサイトを抽出するAI技術の特許を出願
🔗 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000311.000058547.html
AIVISOR編集部より
CEPsは「誰に何を訴求するか」を具体化する上で不可欠な概念ですが、網羅的な抽出には人的リソースと時間がかかり、実務での活用が進みにくい課題がありました。本特許技術はそのボトルネックをAIで解消し、SNSという生活者の“生の声”から示唆を得るプロセスを自動化します。Kaname.axに組み込まれることで、VOCを基点とした戦略立案や商品開発サイクルが短縮されると期待できます。データドリブンなマーケティングが加速する中、AIによるインサイト抽出がより一般化すれば、マーケターは戦略やクリエイティブに時間を割けるようになり、企業の競争力向上につながるでしょう。