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若年層の5人に1人が生成AIで商品探し、検索手段の変化を示す全国調査結果を発表

目次

ニュースの概要

株式会社いつもは、ネット上での商品探索に関する調査を実施。生成AIの利用状況や今後の期待、年代別の利用傾向などを明らかにし、若年層を中心に生成AIが商品検索手段として徐々に浸透していることを報告しました。

リリース企業名:株式会社いつも


ニュース内容

株式会社いつも(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:坂本守)は、国内の20代〜60代の男女513名を対象に、AI検索の利用実態と商品探索における検索手段について調査を実施しました(調査時期:2025年4月、調査機関:ノウンズ株式会社)。

主な調査結果のポイント:

  • 生成AI検索の利用率は7.0%:依然としてAmazon(65.3%)、楽天(54.0%)などのモール内検索が主流を占めています。
  • 20代では17.3%が生成AIを活用:一方で60代は3.3%にとどまり、年代による差が顕著に。
  • 生成AI検索の経験率は47.1%に達するも、常用率は10.4%とギャップが存在。試してはいるものの定着には至っていない現状が浮き彫りになりました。
  • 利用者が求めるAI機能としては「自動絞り込み」「複数ECサイトの横断比較」「クーポンを加味した最安提案」などが上位に挙がりました。

本調査結果はテレビ朝日「ABEMAヒルズ」でも特集され、AI検索が今後の消費者行動に大きな影響を与えることが期待されています。

詳細な調査レポートは以下のリンクより無料でダウンロード可能です。
👉 https://go.itsumo365.co.jp/l/422762/2025-04-28/822lcz


出典

🔗 PR TIMES – 若年層の5人に1人が「生成AI」で商品探し。「欲しい商品をどう探す?」全国調査の結果
🔗 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000100.000045980.html


AIVISOR編集部より

今回の調査は、生成AIが消費者の商品探索行動にどのように取り入れられつつあるのかを把握するうえで、非常に有用な指標を示しています。特に20代の約5人に1人が既に生成AIを活用して商品を探しているというデータは、マーケティング業界にとっては見逃せないインサイトです。

モール内検索の圧倒的優位は変わらないものの、生成AIが「比較」「条件の自動抽出」「クーポン情報の統合」など、よりパーソナライズされた体験を提供する検索手段として今後定着していく兆しも見えます。

また、試用経験率は高い一方で継続使用には課題があることも明らかになりました。これは、生成AIツールのUI/UXや信頼性、精度の改善が今後の課題であることを示しています。

企業にとっては、生成AIを単なるツールとしてではなく「新たなユーザー接点」と捉えたマーケティング戦略が求められる時代に突入していることを示唆しています。

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