貴社のAI製品・サービスを掲載しませんか? 詳しくはこちら

「信頼」も損なう不正決済、世界3.4万サイトの最新データから浮かび上がるリスクと対策とは

目次

ニュースの概要

DGビジネステクノロジー(DGBT)は、グローバルで不正検知AIを提供するSiftの最新レポート「Q1 2025 Digital Trust Index」の日本語版を公開。金銭的損失にとどまらず、“信頼喪失”という重大な影響を及ぼす不正決済の現状と対策を網羅。Z世代を中心に“不正の民主化”が進むなか、今後の対応策を示す。

リリース企業名:株式会社DGビジネステクノロジー(DGBT)


ニュース内容

株式会社DGビジネステクノロジー(DGBT)は、オンライン不正検知AIを提供するSiftが発表したレポート「Q1 2025 Digital Trust Index」の日本語版を無料公開しました。

本レポートは、世界3.4万サイトのデータをもとに、現在進行形で拡大する不正決済の脅威と構造を分析。SNSやチャットアプリを通じた「誰でも不正に関与できる」時代が到来しており、従来型の対策だけでは対応が難しくなっています。

主な調査トピック

  • 不正決済の市場被害予測:2029年には1,070億ドルに達する見通し。
  • “民主化”する不正:SNSやアプリで拡散される不正ツールにより、一般人の関与も増加。
  • 消費者の23%が不正決済に関与または関与者を知っている:Z世代やミレニアル世代が「副業感覚」で不正に手を染めるケースも。
  • 信頼喪失による売上影響:不正を経験した消費者の68%がそのECサイトの利用を中止。

DGBT・関 隆進氏のコメント

「不正決済はもはや例外ではなく日常化しています。AIやテクノロジーの進化により、ユーザー行動のデータに基づく柔軟な判断が必要です。SiftのAI技術により、より安心なオンライン決済環境の構築を支援していきます。」

レポート内容と活用方法

本資料では、不正決済の発生率(3.3%)や業界別傾向、拡散される不正テンプレート「Silver Bullet Configs」などに加え、消費者の購買行動や心理の変化も取り上げています。

▼ ダウンロードはこちら
👉 https://sift.dgbt.jp/resources/siftwp-paymentfraud/


出典

🔗 PR TIMES – “損失”だけでなく“信頼喪失”にも直結する不正決済。世界3.4万サイトのデータから読み解く不正決済動向と対策とは
🔗 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000009752.html


AIVISOR編集部より

このレポートの最大の示唆は、「不正決済は技術で防ぐだけでなく、“信頼”を守る戦略が不可欠」という点です。
消費者が不正を体験した際の離脱率は驚くべき数値であり、単なる金銭被害にとどまらず、ブランド価値全体に影響を及ぼします。

SNSや生成AIの発展により、不正が“テンプレ化”し一般ユーザーにも浸透しつつある今、企業に求められるのはリアルタイムかつ文脈に応じたリスク検知体制。SiftのようなAI駆動型ソリューションは、定義型のセキュリティでは検知できない脅威に対応するための最適解の一つとなりうるでしょう。

本レポートは、EC・金融・デジタルサービスを提供する全ての事業者にとって、今後の対策方針を考えるうえで非常に参考になる資料です。

目次